まず前提として、質の良い前髪ウィッグを選ぶことが重要です。質が悪い前髪ウィッグでは、いくら小手先でごまかしても自然に見せるには限界があります。
前髪ウィッグを自然に演出するために重要な2つの要素、「カラー」「境目」について、それぞれ有効なテクニックを紹介します。
カラーを自然に見せる
髪の毛の色と同じ色の前髪ウィッグを選ぶ
前髪ウィッグを選ぶときの基本として、自分の髪の毛の色と同じ色のものを選ぶということが挙げられます。
ひとつのウィッグにつき多くのカラーバリエーションがあるものを選ぶと合わせやすいです。カラーチャートを販売しているショップもありますので、まずカラーチャートを購入して実際に自分の髪の毛の色と合うかを確認すると良いでしょう。
ハーフウィッグで色をそろえる
前髪ウィッグと地毛の色がどうしても合わないという時は、同じ色のハーフウィッグを買って組み合わせてつけるという方法が有効です。これなら地毛の色を気にする必要がなく、好きな色を選べます。
前髪ウィッグとハーフウィッグを数種類用意しておけば、何通りもの組み合わせができて一気にバリエーションが広がります。あえて違う色を組み合わせるという冒険をするのもクリエイティブで良いかもしれません。
ウィッグに合わせて地毛をカラーリングする
奥の手として、ウィッグの色を変えるのではなく「自分の髪の毛の色をウィッグに合わせる」という方法もあります。
ウィッグは人毛製であれば染めることができますが、多くの場合はポリエステル製であり、染めることができません。自分の髪の毛を染めるほうがはるかに現実的です。
境目を自然に見せる
カチューシャ、帽子で境目を隠す
前髪ウィッグが不自然に見えてしまいやすいのは「境目」です。色が合っていたとしても、付け方次第で違和感が生じてしまうことがあります。
そんな時にゴリ押しでごまかす手段として、カチューシャや帽子をつけるというものがあります。これで境目を隠せば怪しまれる要素はもうありません。
また、カチューシャやリボンが一体型となった前髪ウィッグもあります。これなら一発で違和感ゼロです。「そのカチューシャかわいいね、見せて」と言われたら、前髪ごと外して驚かせましょう。
お団子ウィッグやハーフキャップで境目を隠す
カチューシャやリボンなどのアクセサリーをつけたくないという場合は、お団子ウィッグやハーフキャップをかぶせると良いです。
ハーフウィッグでも隠すことはできますが、上に乗っけるお団子ウィッグやハーフキャップの方が簡単に自然さを演出できます。
また、これらのウィッグは違う色をチョイスしてツートーンにするというテクニックも有効です。色に縛られないので遊びの幅が広がりますね。

たくさんの種類や色から選びたい!
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